七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ! (富士見ファンタジア文庫)

著:大楽絢太 絵:今野隼史
ファンタジア長編小説大賞<佳作>受賞作品。ニートっぽかった主人公ががんばる、考えようによっては世相を斬っている話。社会の仕組みとかが甘い気がするというか明らかに商売の仕組みが甘いのはご愛敬。契約書をしっかり読まないのもご愛敬というか、契約書に問題がある気がするんですがそれもご愛敬というかあの世界の法律とかよく知らないし。久しぶりに直球青春ファンタジーだったんではないでしょうか。舞台装置も都合良すぎる気がするけど、まあいいか。要は社会構成とかでつっかかると楽しみが半減、あるいは激減する、という話。気にしなければ気にならない。